Zowie EC1-C vs Zowie EC2-C

スペック比較・プロ使用状況

最終更新: 2026年3月23日

Zowie

EC1-C

  • 90 g 重量
  • PixArt PMW3360 センサー
  • 有線
  • ¥9,500
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Zowie

EC2-C

  • 73 g 重量
  • PixArt 3360 センサー
  • 有線
  • ¥9,500
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結論

EC1-CとEC2-Cは性能・価格がまったく同じ兄弟モデル。選択基準はただひとつ、手のサイズです。手の長さ20cm以上ならEC1-C、18〜20cmならEC2-Cが最適。EC2-Cは73gと17g軽く、プロ採用数も多いため、迷うならEC2-Cから試してください。

評価項目 Zowie EC1-C Zowie EC2-C
大きな手(20cm以上)への適合度 ●●●●● ●●○○○
中程度の手(18〜20cm)への適合度 ●●○○○ ●●●●●
重量の軽さ ●●●○○ ●●●●●
クロウグリップ適性 ●●●○○ ●●●●●
パームグリップ適性(大きな手) ●●●●● ●●●○○
センサー性能 ●●●●○ ●●●●○

あなたに合うのは?

手の長さが20cm以上でパームグリップの人
→ Zowie EC1-C
128.8mmの全長と44.4mmの高さが大きな手のひら全体を包み込み、長時間でも疲れないフィット感を提供する
手の長さが18〜20cmの人(最多数派)
→ Zowie EC2-C
122.2mmの全長・42.8mmの高さが中程度の手に最適で、device・Hakisら多数のプロも採用する定番サイズ
クロウグリップまたはリラックスクロウの人
→ Zowie EC2-C
73gの軽さとやや短い全長が、マウスを持ち上げてリポジションする動作を楽にする
初めてZowie ECシリーズを試す人
→ Zowie EC2-C
プロ採用実績が多くサードパーティのグリップテープなどの対応製品が豊富で、後悔しにくい選択肢
重量より手のフィット感を最優先する大柄な手の人
→ Zowie EC1-C
EC2-Cを使うと手のひらとシェルの間に隙間ができ、指先が前に出すぎてボタンの引き具合が変わる

この比較で分かること

ZowieのEC1-CとEC2-Cは、センサー・スイッチ・コーティング・価格が完全に同じ兄弟モデルです。違いはサイズと重量だけ。つまり「どちらが良いマウスか」という問いは意味をなさず、**「あなたの手にはどちらのサイズが合うか」**を判断することがこの比較の唯一の目的です。

同価格(¥9,500)で性能差がないからこそ、サイズ選びを間違えると後悔します。この記事では、手のサイズ・グリップスタイル・実際の使用感の観点から、あなたに合ったECサイズを明確にします。


Quick Verdict:30秒で分かる結論

カテゴリ推奨理由
手の長さ 20cm以上EC1-C128.8mmの全長が大きな手のひらを自然に支える
手の長さ 18〜20cmEC2-C122.2mmが中程度の手に最適、最多数派サイズ
手の長さ 18cm未満どちらも非推奨EC3-Cまたは別モデルを検討してください
重量EC2-C73g vs 90g — 17gの差は体感できる
センサー引き分け両方ともPixArt PMW3360
価格引き分け両方とも¥9,500
プロ採用EC2-Cdevice、Hakisなど複数プロが使用中

サイズの違いを深掘りする

数値で見る差

EC1-Cは128.8×69.8×44.4mm、重量90g。EC2-Cは122.2×64.2×42.8mm、重量73g。全長で6.6mm、幅で5.6mm、高さで1.6mm、重量で17gの差があります。

数値だけ見ると「わずかな差」に見えるかもしれませんが、握った瞬間に差は明確に分かります。EC形状の特徴である後部の盛り上がり(ハンプ)が手のひらにフィットするかどうか、そして指がボタンに自然に届くかどうかは、この数ミリの違いが大きく左右します。

手のサイズ測定方法

手を平らな面に広げ、中指の先端から手首のしわまでの長さを「手の長さ」として測定します。指を閉じた状態で、指の付け根(関節部分)の横幅が「手の幅」です。

サイズガイド(目安)


グリップ別の適合度

パームグリップ

パームグリップでは、手のひら全体がマウスシェルに密着します。このとき、シェルの長さ・高さが手のサイズと合っていることが快適性の鍵です。

EC1-Cのパームグリップ(手の長さ 20cm以上)

128.8mmの全長と44.4mmの高さが、大きな手のひら全体を包み込みます。指先がボタンに自然に届き、薬指・小指が右側面の緩やかな膨らみにしっかりと収まります。20cm以上の手でEC1-Cをパームで握ったとき、「マウスが手に溶け込む」感覚は、EC2-Cでは再現できません。

EC2-Cのパームグリップ(手の長さ 18〜20cm)

122.2mmと42.8mmという寸法は、日本人の平均的な男性の手(18.5〜19.5cm前後)に非常によく合います。18〜19cmの手でEC1-Cを握ると、後部のハンプが手のひらを押し上げて指の位置が前にずれ、クリックの感触が変わります。EC2-Cならその違和感がありません。

クロウグリップ・リラックスクロウ

クロウグリップでは指を立てて握るため、マウスとの接触面積が減り、重量とリポジション(持ち直し)のしやすさが重要になります。

EC2-Cの方が有利です。73gの軽さは、マウスを持ち上げてパッドを滑らせるリポジション動作を楽にします。また短い全長も扱いやすさに貢献します。EC1-Cの90gは、積極的なクロウグリップには現代の基準でやや重めです。

フィンガーチップグリップ(つまみ持ち)

EC形状はパームおよびリラックスクロウ向けに設計されており、つまみ持ちには適していません。つまみ持ちを主にするなら、Razer Viper V2 ProやLogitech G Pro X Superlight 2のような左右対称の薄型モデルを検討してください。


センサー:両方まったく同じ

EC1-C・EC2-CともにPixArt PMW3360センサーを搭載しています。最大3,200 DPI、トラッキング速度250IPS、50g加速度。2016〜2020年頃のゴールドスタンダードセンサーであり、現在も競技プレイに十分な性能を持ちます。

現行のPAW3395やFocus Pro 30K(最大400〜750IPS追跡)と比べると数値上の差はありますが、400〜1600 DPIの実用域では体感できる差はほぼありません。FPS(CS2、Valorantなど)でローセンシからミドルセンシで使う分には、PMW3360は問題なく機能します。

リフトオフディスタンスは両モデルとも約1.5mm固定(調整不可)。センサーという観点では、EC1-CとEC2-Cの選択に差はありません。


ビルド品質&手触り

Zowieのビルド品質は業界トップクラスで、EC1-CもEC2-Cも同一の基準で製造されています。

マットコーティングはZowieが誇る最大の特徴のひとつです。汗をかいた状態でも滑りにくく、激しいプレイ中でも安定したグリップを維持します。他社のラバーコーティングが湿気で劣化しやすいのに対し、Zowieのマット仕上げは長期間使っても質感が変わりにくいです。

スクロールホイールは24段階のクリアなステップ感が特徴です。武器の切り替えに使う場面で、意図しないスキップが起きにくい設計。FPS用途では最高クラスのホイールです。

Huanoスイッチは65gfの比較的重めのアクチュエーション荷重を採用しています。KailhやRazerオプティカル(約45〜55gf)と比べると重いクリック感で、誤クリックが起きにくい設計です。一方、Valorantのようにクリックが多いゲームでは長時間使用時に指が疲れやすいという側面もあります。好みが分かれる部分なので、可能なら事前に実機を触ることをおすすめします。

USB-Cケーブル(Cシリーズの改良点)は旧モデルのゴムケーブルより細く柔軟で、デスク上での取り回しが改善されました。ブレイドケーブルには及ばないものの、マウスバンジーを使えば十分なケーブル管理ができます。


重量差17gの影響

90g(EC1-C)対73g(EC2-C)の差は、単純な数値以上の意味を持ちます。

17gは「誤差」ではなく、長時間セッションでの腕の疲れ方に影響する差です。1時間のセッションでは気にならなくても、3〜4時間の連続プレイでは腕の付け根・手首への負担の差として蓄積します。

また、リポジション時の持ち上げやすさも変わります。ローセンシで180°ターンを頻繁に行うプレイヤーは、わずか数グラムでも軽い方がリポジションのストレスが減ります。

ただし、EC1-Cの90gは「現代の基準で重い」とはいえ、パームグリップで安定性を重視するなら重さはデメリットではありません。手のひら全体でシェルを支える持ち方では、ある程度の重量が「安定感」として感じられる場合もあります。


ソフトウェア不要:Zowieの哲学

Zowieはソフトウェアを提供しません。DPIはマウス底面のボタンで400/800/1600/3200から選択します。ポーリングレートは1000Hz固定。ボタンリマップやマクロも非対応。

「プラグアンドプレイで完結する」というZowieの設計思想は、競技志向のシンプルさを好む人に強く支持されています。設定に時間を使いたくない、試合環境を問わず同じマウスをすぐ使いたいというプレイヤーに最適です。

一方、LOD(リフトオフディスタンス)調整やポーリングレートの変更(8000Hzなど)が必要な人には向きません。


価格:同一¥9,500

EC1-CもEC2-Cも¥9,500で販売されています。サイズ違いで価格差はゼロです。

¥9,500という価格帯で、業界最高クラスのコーティング・スクロールホイール・プラグアンドプレイの使いやすさを手に入れられます。センサーが最新世代ではない点と、有線のみという点を踏まえても、Zowie ECシリーズは手のサイズが合う人にとって非常に高いコストパフォーマンスを発揮します。


こんな人におすすめ

EC1-C を選ぶべき人

  1. 手の長さが20cm以上の人 — この形状はあなたのために設計されています
  2. パームグリップで大きな手のひら全体でマウスを包みたい人 — EC2-Cでは手のひらとシェルの間に隙間ができます
  3. 重さより手のフィット感を優先する人 — 90gでもぴったり合う形状の方が長時間の快適性は高い
  4. CS2などFPSで安定したパームグリップを維持したい人 — サイズが合えば長時間セッションも疲れにくい

EC2-C を選ぶべき人

  1. 手の長さが18〜20cmの人(最多数派) — 日本人の平均的な成人男性の手に最もよく合うサイズ
  2. クロウグリップまたはリラックスクロウの人 — 73gの軽さとコンパクトな全長がリポジションを楽にする
  3. 初めてZowie ECシリーズを試す人 — device・Hakisなど複数のプロ採用実績があり、サードパーティ製品も豊富
  4. 少しでも軽いものを選びたい人 — 17gの差は長時間セッションで積み重なる

どちらも非推奨な場合


最終評価:手のサイズが唯一の判断基準

EC1-CとEC2-Cの選択は、性能の話ではなくフィットメントの話です。同じ¥9,500で、同じセンサー、同じスイッチ、同じコーティング、同じ設計思想。あなたの手の長さを測り、18〜20cmならEC2-C、20cm以上ならEC1-Cを選ぶ。それだけです。

迷っているならEC2-Cから始めてください。18〜20cmは最も一般的な手のサイズ帯であり、プロ採用数も多く、73gの軽さがグリップスタイルを問わず扱いやすさを底上げします。どちらを選んでも、手のサイズさえ合えばZowie ECの快適さと信頼性は裏切りません。

全スペック比較表

スペック Zowie EC1-C Zowie EC2-C
重量 90 73
長さ 128.8 122.2
69.8 64.2
高さ 44.4 42.8
センサー PixArt PMW3360 PixArt 3360
最大DPI 3200 3200
ポーリングレート(最大) 1000 1000
ボタン数 5 5
接続方式 有線USB 有線USB
バッテリー持続時間
形状 エルゴノミック(右手用) エルゴノミック(右手用)
RGB なし なし
ソール素材 PTFE PTFE
価格(税込) 9500 9500
発売年 2021 2021

✓ は客観的に比較可能な項目で優れている値を示します。

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