Glorious Model O Wireless vs Logitech G Pro X Superlight 2

スペック比較・プロ使用状況

Glorious

Model O Wireless

  • 69 g 重量
  • BAMF センサー
  • ワイヤレス
  • ¥10,800
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Logitech

G Pro X Superlight 2

  • 60 g 重量
  • HERO 2 センサー
  • ワイヤレス
  • ¥22,000
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使用プロ: s1mple, ZywOo, device, aspas, Nadeshot, NICKMERCS, electronic, XANTARES, aceu

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結論

予算を抑えてFK型の軽量ワイヤレスを手に入れたいならModel O Wireless。センサー・スイッチ・ビルド全てで妥協したくないならGPX Superlight 2。

評価項目 Glorious Model O Wireless Logitech G Pro X Superlight 2
センサー性能(トラッキング精度) ●●●○○ ●●●●●
クリックの質(スイッチ) ●●●○○ ●●●●●
軽さ(振り向き速度への影響) ●●●●○ ●●●●●
バッテリー持続時間 ●●●●○ ●●●●●
ビルドクオリティ ●●●○○ ●●●●●
コストパフォーマンス ●●●●● ●●●○○

あなたに合うのは?

初めての軽量ワイヤレスマウスが欲しいなら
→ Glorious Model O Wireless
¥10,800で69gワイヤレス・FK形状・RGBまで揃い、重いマウスからの移行に最適
大会レベルで勝ちにこだわるなら
→ Logitech G Pro X Superlight 2
HERO 2センサーとLIGHTFORCEスイッチが提供する低遅延は、競技シーンで実証済み
フラットで幅広のFK形状が好みなら
→ Glorious Model O Wireless
Zowie FK1譲りの低背・ワイド形状は、クロウ〜フィンガーチップに刺さる
グリップを選ばない万能形状が欲しいなら
→ Logitech G Pro X Superlight 2
卵型のニュートラルなシェルが幅広いグリップスタイルに対応する
ワイヤレス充電で完全ケーブルレスにしたいなら
→ Logitech G Pro X Superlight 2
POWERPLAY対応で充電ケーブルを差す必要がなくなる

この比較で分かること

Glorious Model O WirelessとLogitech G Pro X Superlight 2は、どちらも左右対称・軽量・ワイヤレスというFPS向けマウスの王道スペックを備えています。しかし価格差は約2倍。¥10,800のModel O Wirelessと¥22,000のGPX Superlight 2の間にある差は、スペックシートだけでは見えません。

この記事では「高い方が良いに決まっている」ではなく、価格差に見合う体感差がどこにあるのかを具体的に掘り下げます。


Quick Verdict

カテゴリ優勢理由
重量GPX Superlight 260g(密閉シェル)vs 69g(ハニカム)— 穴なしで軽い
センサーGPX Superlight 2HERO 2はBAMFより1世代先のトラッキング性能
スイッチGPX Superlight 2LIGHTFORCEハイブリッド光学式 vs Omron機械式
形状好みによるFK系フラット vs 卵型ラウンド — 握り心地が異なる
バッテリーGPX Superlight 2約85h vs 約70h、POWERPLAY対応
ビルド品質GPX Superlight 2密閉シェル・仕上げ・ソールすべて上質
コスパModel O Wireless半額で十分な競技性能を提供

形状とエルゴノミクス

Model O Wireless — FK1インスパイアのフラット形状

Model O WirelessはZowie FK1から強い影響を受けた形状です。128×66×37.5mmというスペックが示すとおり、低背でやや幅広。ハンプ(膨らみ)はマウス中央付近に位置し、後端に向かってなだらかに下がります。

この形状はクロウグリップとフィンガーチップグリップに向いています。手のひらとシェルの間に適度な空間ができるため、指先で素早く方向を変える操作がしやすい。手の長さ18〜20cm程度のプレイヤーに最もフィットします。

ハニカム(穴あき)シェルは軽量化に貢献する一方、指やパームの下に穴の感触があります。これを気にしないプレイヤーには問題になりませんが、滑らかな表面を好む場合はグリップテープでの対処が必要です。

GPX Superlight 2 — 万能型の卵形状

GPX Superlight 2は125.9×63.5×40mmの卵型シェルです。Model Oよりやや短く・狭く・高い。ハンプは後方寄りに位置し、手のひらを包み込むような丸みがあります。

特筆すべきは、穴なし密閉シェルで60gという軽さを実現している点です。69gのハニカムModel Oより9g軽い。Logitechの構造設計と素材選定の技術力が表れています。

形状のニュートラルさが最大の強み。クロウ・フィンガーチップ・リラックスパームクロウなど、幅広いグリップスタイルに適合します。手の長さ17〜20cmの広い範囲で使えるのも、s1mple、ZywOo、NiKo、aspas、Bughaといった異なるゲーム・異なるグリップのプロがこぞって採用する理由です。

形状の選び方


センサーとトラッキング性能

Model O Wireless — BAMF(PAW3370ベース)

GloriousのBAMFセンサーはPixArt PAW3370プラットフォームをベースにしています。最大19,000 DPI、加速・予測なしの安定したトラッキング。クリック→画面反映の遅延は約2.5ミリ秒です。

一般的なFPSプレイ(400〜1600 DPI)では不満を感じる場面はほぼありません。クロスパッドでの挙動も安定しています。

GPX Superlight 2 — HERO 2

Logitechが自社設計したHERO 2センサーは、888 IPS(インチ毎秒)のトラッキング速度と最大44,000 DPIに対応します。クリック→画面反映の遅延は約1.2ミリ秒。BAMFの半分以下です。

高速フリック時のスピンアウト耐性もBAMFを大きく上回ります。DPI精度の一貫性や、パッドとの相性の幅広さでもHERO 2が上。

体感差はどこで出るか

正直に言えば、400〜800 DPI・通常のプレイ速度では両者の差を体感するのは難しい。差が出るのは以下の場面です。

カジュアル〜中級プレイヤーにとっては、BAMFで十分。上位ランク帯でミリ秒を削りたいプレイヤーには、HERO 2の優位性は実測データで裏付けられています。


スイッチとクリック感

Model O Wireless — Omron機械式(2,000万回耐久)

Model O WirelessのOmronスイッチは、適度な重さと明確なタクタイル感があります。長年のゲーミングマウスで定番の「カチッ」としたフィードバック。2,000万回の耐久テストをクリアしています。

ただし機械式スイッチには経年劣化によるチャタリング(意図しないダブルクリック)のリスクがあります。使い込むと1〜2年で症状が出る個体も報告されています。

GPX Superlight 2 — LIGHTFORCEハイブリッド光学式(1億回耐久)

LIGHTFORCEスイッチは、機械式のタクタイル感と光学式の高速応答・長寿命を両立させたLogitechの独自技術です。クリック感は軽く、シャープで、連打しても安定した一貫性があります。1億回耐久はOmronの5倍。

光学式トリガーのためチャタリングが原理的に発生しません。長期的な信頼性でもGPXが大きくリードしています。

クリック感の違い


ワイヤレスとバッテリー

Model O Wirelessは2.4GHz接続で約70時間のバッテリー寿命。USB-C充電対応。ワイヤレス遅延は約1msで、ゲーミング用途には十分な水準です。

GPX Superlight 2はLIGHTSPEED接続で約85時間。さらにPOWERPLAYワイヤレス充電に対応しており、対応マウスパッドを使えばプレイ中も充電が続くため、バッテリー残量を気にする必要がなくなります。USB-C急速充電にも対応。

LIGHTSPEEDは世界中のesports大会で採用実績があり、接続安定性への信頼度は業界トップクラスです。Model O Wirelessのワイヤレスも実用上問題ありませんが、「大会で使われている」という実績の差は無視できません。


ビルドクオリティ

Model O Wireless

ハニカムシェルは軽量化の手段として有効ですが、トレードオフもあります。

¥10,800の価格を考えれば品質は十分。ただし「所有感」や「高級感」を求める製品ではありません。

GPX Superlight 2

密閉シェルは剛性が高く、どこを押してもたわみゼロ。マットな表面仕上げは滑りにくく、手汗にも強い。

PTFEソールは大型で極めて滑らかです。ストック状態で多くのマウスパッドとの相性が良く、社外ソールに交換する必要性を感じにくい。全体の組み立て精度も高く、¥22,000のフラッグシップに恥じない品質です。


プロ選手の採用状況

GPX Superlight 2はプロシーンで最も使われているマウスの一つです。

プレイヤーゲーム実績
s1mpleCS2CS:GO史上最高の選手の一人
ZywOoCS2複数回のMajor MVP
NiKoCS2長年のトップフラッガー
aspasValorantLOUD所属、世界大会優勝
BughaFortniteWorld Cup ソロ優勝

Model O Wirelessを使用する著名プロ選手は限定的です。コスパの良さからストリーマーやコンテンツクリエイターには人気がありますが、大会での採用率ではGPXが圧倒しています。

プロが使っているから自分にも合うとは限りませんが、「極限環境でテストされ続けている」という事実はマウスの信頼性を証明する材料になります。


価格とコストパフォーマンス

Model O WirelessGPX Superlight 2
価格¥10,800¥22,000
重量69g(ハニカム)60g(密閉)
センサーBAMF(PAW3370)HERO 2
スイッチOmron 2,000万回LIGHTFORCE 1億回
バッテリー約70h約85h
ワイヤレス充電非対応POWERPLAY対応
RGBあり(ハニカム発光)なし

Model O Wirelessは「必要十分な性能を半額で」という製品です。ワイヤレス・軽量・競技用センサー・FK形状をすべて¥10,800で手に入れられるのは、他にほとんど選択肢がない価格帯です。

GPX Superlight 2は「すべてのカテゴリで上位」という製品です。¥22,000の追加投資に対して、より軽い密閉シェル・より速いセンサー・より耐久性の高いスイッチ・より長いバッテリー・ワイヤレス充電・プロ採用実績というリターンがあります。

判断基準はシンプルです。 ¥11,000の差額で得られる体験向上に価値を感じるかどうか。ゲーミングマウスは毎日数時間触る道具なので、「少し良いもの」の恩恵は長期間にわたって蓄積します。


どちらを買うべきか

Model O Wirelessが合う人

GPX Superlight 2が合う人


まとめ

Glorious Model O Wirelessは、軽量ワイヤレスマウスの裾野を広げた製品です。¥10,800という手の届きやすい価格で、FK型の形状・69gの軽さ・安定したワイヤレス接続を提供します。「軽いマウスを試してみたい」という入口として、これ以上のコスパは見当たりません。

Logitech G Pro X Superlight 2は、プロeスポーツのスタンダードです。¥22,000は決して安くありませんが、HERO 2センサー・LIGHTFORCEスイッチ・60g密閉シェル・POWERPLAY対応という内容は、価格に見合う実質を持っています。世界最高峰のプレイヤーたちが選び続ける理由は、使えば分かります。

結論: Model O Wirelessは賢い選択。GPX Superlight 2は最良の選択。予算が許すならGPXを推奨しますが、Model O Wirelessを選んでも後悔はしないはずです。

全スペック比較表

スペック Glorious Model O Wireless Logitech G Pro X Superlight 2
重量 69 60
長さ 128 125.9
66 63.5
高さ 37.5 40
センサー BAMF HERO 2
最大DPI 19000 32000
ポーリングレート(最大) 1000 1000
ボタン数 6 5
接続方式 2.4GHzワイヤレス, 有線USB 2.4GHzワイヤレス
バッテリー持続時間 71 95
形状 左右対称 左右対称
RGB あり なし
ソール素材 PTFE PTFE
価格(税込) 10800 22000
発売年 2021 2023

✓ は客観的に比較可能な項目で優れている値を示します。

プロ選手の使用状況